■ 映画用語集 ■

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■ ナグラ

 広く使われているポータブルなテープ・レコーダーの商標名。シネマ・ヴァリテやダイレクト・シネマの歴史の上で重要な役割を果たした。


■ 生フィルム

 映画の原材料になるフィルム。


■ 生録音、ライブ・レコーディング

 矛盾を孕んだ用語だが、生録音とは、スタジオではなく、聴衆の前で実際に録音されたレコードあるいはテープを意味する。その演奏は最小限の技術的走査しか受けていないことが暗示されている。


■ ナレーション、語り

 語りによるアクションの説明あるいは分析。映画やテレビで、画面内の行為や出来事、心理などを言葉で語ること。画面外からの第三者的語りもあれば、登場人物による語りもある。


■ 二巻もの

 上映時間が20分の映画。サイレント時代には、喜劇が多かった。


■ ニールセン

 アメリカで最も広く使われている視聴率調査の会社名。人口統計学のサンプルとして選ばれた視聴者あるいは聴取者の受信装置に取り付けられたモニター・ボックスが絶え間なく、リアル・タイムの情報を送ってくる。


■ ニッケルオデオン

 今世紀のはじめアメリカで生まれて人気を呼んだ映画館の俗称。入場料は5セント(ニッケル銅貨)だった。


■ ニュー・ウェーブ、ヌーベル・バーグ

 (1)1950年代にフランスの「カイエ・デュ・シネマ」誌で批評家としたスタートしたゴダール、トリュフォー、シャブロル、ロメール、リヴェットら一群の映画作家、またはその周辺の新しい映画作家。(2)この後はもっと広い意味で、(a)1960年代のフランスのすべての若い映画作家、または(b)フランス以外の新しい映画作家グループすべてを指す場合も用いられる。


■ ニュー・アメリカン・シネマ

 第二次大戦後のアメリカで、大手映画会社とは関係のない独立映画作家が作った「個人」映画。叙情的、詩的、実験的な試みによって特徴付けられる。ライオネル・ロゴージン『パワリー25時』(1957)、ジョン・カサヴェテス『アメリカの影』(1960)、ジョナス・メカス『樹々の大砲』(1960)などが挙げられ、60年代の「アンダーグラウンド映画」に連なる。また『俺たちに明日はない』(1967)などの、60年代末から70年代はじめにかけて輩出した、それまでのハリウッド映画とは異なった傾向のアメリカ映画を2本ではアメリカン・ニューシネマと呼んで紛らわしいが、これらは本国では単にニューシネマと呼ばれている。


■ ニュースキャスト

 ニュース放送のこと。


■ ニュースホール、報道記事

 広告やコマーシャルではなく、ニュースのために割り当てられた新聞、雑誌の誌面、あるいは放送の時間枠。大新聞のニュースホールは僅か20パーセントしかない場合がある。


■ ニュース映画

 サイレント映画期から存在したニュース映画は、テレビの出現により劇場用としてはすっかり影を薄くしてしまった。アメリカでは50年代末に消滅。


■ ネオリアリズム

 1940年代中頃から末にかけて、イタリアの映画制作に見られたスタイル。ヴィットリオ・デ=シーカ、ロベルト・ロッセリーニ、ルキノ・ヴィスコンティらの作品が代表的。政治的な目的、素人俳優の使用、ロケ撮影、わずかではあるが手持ちカメラの使用によって特徴づけられる。イタリア語の「ネオリアリズモ」から。


■ ネガ像、陰画像

 ネガ・フィルムによって得られた画像。黒は白にというように、ある色がその反対色になっている画像。


■ ネガ

 撮影した光景の明暗関係が逆に記録されたフィルム。


■ ネガ費

 上映プリント、宣伝、配給、興行にかかる費用を含まない、完成した映画のみにかかった費用。


■ ネットワーク、放送網

 相互に提携しあう放送局のシステム。


■ 濃度、デンシティ

 (1)光学濃度。フィルム(透過画像)や印画紙(反射画像)の画像の暗さの度合い。(2)理論では、一つの映画あるいは媒体が伝達する情報量の度合い。


■ ノヴェライゼーション、小説化

 映画や脚本から作られる小説。



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